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​★「締め切り直前、原稿消えた」

0.はじめに 

■シナリオ作成者 

 さのまる

■プレイ人数 

 1人

■プレイ時間の目安 

 オフセッション、スカイプなどのボイスセッション:1~1.5時間 

■レベル

 難易度:★ 雰囲気の重さ:★

■スタイル

 パーティ&ストレート

■舞台

​ 現代シティ

■推奨技能 

 戦闘技能(自衛できる程度)、図書館、同人作家に必要そうな技能(フレーバー)

■全体HO

 あなたは同人作家で、何度かイベントに出店している。(ジャンルは問わず、専業、兼業も自由。)

 また、信頼している友人にオカルトマニアの黄泉坂 楓がいる。

​KP情報補足

開示情報

​サンプル描写

​SANc

0.はじめに

1.物語の概要

PL向けあらすじ

1.物語の概要

貴方は、冬コミを控えた同人作家である。1か月後の冬コミに向けて作業は順調に進んでおり、

過去最高の作品が完成しそうであった。

しかし、ここ最近十分睡眠を取っているにも関わらず体調が悪い。

また、夜に作業したデータが朝起きると保存されていないそんな不幸に見舞われていた。

そして、今朝あろうことか最終校正が完了したデータが消えていた。

不幸の原因を解決し、冬コミに原稿を間に合わせなければならない。

igoという男は20年同人活動を続けてきた。

しかし、才能に恵まれず彼の同人誌は全く売れることはなかった。

そして、いつしかigoは才能ある作家、自分より若く伸びしろがある作家を羨む様になった。

そんな様子がイゴーロナクに気に入られイゴーロナクに取り憑かれてしまう。

取り憑かれた彼は、自分の書くジャンルの作家達の足を引っ張り、

それにより相対的に自分の作品が売れる様にするという手段で悪意を振り撒くこととなる。

探索者達は、igoの悪意を止め、そして自らの手で作品を仕上げなければならないだろう。

KP向けあらすじ

■シナリオの流れ(最低限の流れの説明となります。こちらで流れを掴んでから詳細を読むとスムーズでしょう。)

1.探索者の身に異変が起こり、原稿が消えてしまう。

2.楓に相談をする。

3.自分が何かに取り憑かれている様な光景を目撃する。

4.楓と共に解決策を模索する。

5.オフ会に向かう。

6.祟り目様を祓う。

7.原稿を仕上げる。

■NPC紹介

①『黄泉坂 楓(よみさか かえで)』26歳 友人、協力者、オカルトマニア 

STR:10 CON:11 POW:18 DEX:13 APP:15 SIZ:12 INT:16 EDU:19 DB:±0 HP:12 MP:18 SAN:90

<オカルト>85% <言いくるめ>80% <図書館>65% <目星>65% <聞き耳>60% <写真術>50% <英語>50% <心理学>50% <運転>40%

▼今セッションの役割

協力者。

▼主な接触手順

シナリオの初頭で相談し、その後も共に行動する。セッション前に公開情報を開示する。

▼公開情報(彼女と関わることでわかる情報)

貴方の昔からの信頼できる友人。オカルトマニアで好奇心旺盛なトラブルメーカー。

貴方を何度も旅行という名目でオカルトスポットに連れまわしている。

オカルトの話となると目がなく、世界中のオカルトスポットを飛び回り、ブログを書いたり、

オカルト雑誌に寄稿したりとオカルト界隈での顔は広い。

元々頭は良く、大体の職業には就くことができたが、一生好きなことをしながら悠々自適に暮らしたいという思いから、

在学中にビッ〇コインで一生遊んで暮らせるほどのお金を稼ぎそれを実行してしまうという逸話がある行動力の持ち主である。

▼KP情報

本セッションにおいて、特に隠蔽した情報なし。

 NPC紹介

②『igo(いご)』40歳 元凶、取り憑かれた人、同人作家

STR:10 CON:10 POW:6 DEX:7 APP:6 SIZ:14 INT:11 EDU:11 DB:±1d4 HP:12 MP:6 SAN:30

<コンピューター>50% <芸術:イラスト>30% <製作:同人誌>30% <芸術:文学>30%

▼今セッションの役割

元凶。

▼主な接触手順

シナリオ終盤「壁サークルを目指す会!」にて。

▼公開情報(彼と関わることでわかる情報)

同人歴が長い、やさしげな男。シナリオの初頭に「壁サークルを目指す会!」の主催者として思い出す。

▼KP情報

本名、伊藤 吾郎。20年同人活動をしているが才能に恵まれない男。

人付き合いはうまくなく、同人活動だけが楽しみであったが、自分の才能のなさから自信を無くし、

いつしか才能ある作家、自分より若く伸びしろがある作家を羨む様になってしまった。

その弱い心をイゴーロナクに見透かされ取り憑かれてしまう。

③『ハルタ』28歳 同人作家  

STR:11 CON:9 POW:7 DEX:9 APP:10 SIZ:13 INT:12 EDU:13 DB:±0 HP:11 MP:7 SAN:35

<芸術:イラスト>65% <コンピューター>60% <経理>60% <芸術:アニメ知識>50% <製作:栄養ドリンク>40%

▼今セッションの役割

巻き込まれた被害者。すでにイゴーロナクに呪われている。

▼主な接触手順

シナリオ終盤「壁サークルを目指す会!」にて。

▼公開情報(彼と関わることでわかる情報)

同人歴5年。社畜をしながら同人作家をしている。
イラストはそこそこ上手いが、体力が無く締め切り明けはいつも死にそうになっている。

▼KP情報

本名、晴海 文太。

④『カンナ』20歳 同人作家  

STR:8 CON:10 POW:12 DEX:11 APP:13 SIZ:10 INT:10 EDU:12 DB:±0 HP:10 MP:12 SAN:60

<芸術:イラスト>70% <写真術>50%

▼今セッションの役割

巻き込まれた被害者。

▼主な接触手順

シナリオ終盤「壁サークルを目指す会!」にて。

▼公開情報(彼女と関わることでわかる情報)

美大に通う学生で同人活動は始めたばかり。友達が同人誌を書いているので興味を持った。

▼KP情報

本名、神田 奈緒。アホの娘だが、才能はある。

⑤『九条 政宗(くじょう まさむね)』65歳 店長、元探索者 

STR:12 CON:14 POW:16 DEX:9 APP:13 SIZ:12 INT:15 EDU:19 DB:0 HP:13 MP:16 SAN:40

<オカルト>89% <図書館>80% <目星>70% <聞き耳>60% <心理学>60% <信用>60%

<日本刀>55% <英語>40% <ラテン語>30% <クトゥルフ神話>45% 習得呪文:多数

▼今セッションの役割

協力者。

▼主な接触手順

シナリオ中盤「喫茶ナイトメア」にて。

▼公開情報(彼と関わることでわかる情報)

喫茶ナイトメアの店長。

▼KP情報

若いころ数々の神話生物と対峙してきた元探索者。

今は探索者を引退し、オカルト好きとしてのんびりと余生を過ごしている。

喫茶店のバックヤードには若いころ集めた数々の蔵書(魔術書)が眠っている。

2.導入

季節は11月、貴方は1か月後に迫った冬コミに向け、順調に原稿を進め、完成間近である。

過去最高のものが完成しそうだという実感があり、コミケが待ち遠しくてたまらないだろう。

懸念していることがあるとすれば、貴方が書いているジャンルでは最近、

新刊を落とすサークルが多く、ジャンルの人気が落ちてきていること位だろう。

 

コミケを楽しみに、より一層作業に精を出していた貴方だが、ここにきて数日体調を崩している。

睡眠は十分に取っているにも関わらず、目覚めると全く疲れが取れていなかったり、

夜に書き進めていたはずのデータが保存されていなかったり、そんな不運に見回れていた。

 そして、今日目覚めるとついに最悪のことが起きてしまっていた。

ようやく最終校正が完了し、1週間後に印刷会社に提出するはずだったデータが後片もなく消えてしまっていたのだ。

2.導入

​SANc⇒0/1

度重なる心労により、HP-1

3.友人への相談

いつもの喫茶店へと向かうと、店の中から楓が声をかけてくる。

「久しぶり。いやー電話越しでも思ったけど、想像以上にまいっているみたいだね。で、突然相談なんて今日はどうしたんだい?」

3.友人への相談

探索者が状況を説明すると、

「なるほどね。私は同人とかはさっぱりだから原稿を手伝うってのは無理だけど、

 君に起こっている不可解な現象について解決する役に立てるかもしれないね。

 まぁ、ただ今の話だけでは私は何も判断できないからさ、

 今日はもう帰って枕元にスマホを置いて撮影できる様にセットしたら休んだ方がいいよ。

 君は今にも倒れそうだ。スマホの映像を見ながらまた明日話をしよう」

探索者が了承すると楓は「じゃあ、明日も10時にまたここで」と言い店から出ていく。

4.終わらない悪夢

楓と別れるとどっと疲れがこみ上げてくる。貴方は帰宅し、楓の言う通りスマホを設置し眠りに着くだろう。

そして泥の様に眠りに、気がつけば朝になっている。しかし、疲れは全く取れておらず、むしろ昨日よりも疲れを感じるだろう。

4.終わらない悪夢

度重なる心労により、HP-1

疲れた体を動かしながら、スマホで録画した映像を確認すると、そこには異様なものが映っている。

映像の中の貴方は、目を閉じたまま布団から体を起こし、そしてパソコンの電源をつける。

そして、自分の作成した同人誌のデータを一心不乱に片っ端から削除していた。

しかし、貴方にはその記憶は全くない。自分が自分の意思で動いていない、

まるで何かに操られ行動している様な、あり得ない映像を見てしまったことで、恐怖を感じるだろう。 SANc 1/1d3 

貴方はその後、再び楓に相談をしに行くだろう。

5.頼れる友人

喫茶店に着くと昨日と同様、楓が探索者に声をかけてくる。

「おはよう。昨日よりもやつれてるね。それで映像の方はどうだった?」

そう言うと楓は探索者と共に映像を確認するだろう。

確認が終わると

「うわ、これは完全に何かに取り憑かれているね。

 いつから何だい?何か心当たりはないの?」と聞いてくる。

▼<アイデア>に成功

一週間前に、

「壁サークルを目指す会!」というオフ会に参加した翌朝から異変が起き始めたことを思い出す。

5.頼れる友人

【!】開示情報(「壁サークルを目指す会!」について覚えている情報)

主催者 igo 40歳位の男性。同人歴20年位。探索者と同じジャンルの同人誌を書いている。

オフ会の際、最近マウスが壊れてしまったという話をしたらigoがマウスを貸してくれた。

マウスは家電量販店で売っている特に何の変哲もない物である。

▼<アイデア>に失敗

楓が「スケジュール帳とか確認したら思い出すんじゃないかな?」と言い、

スケジュール帳等を確認すれば上記内容を思い出すことができる。

楓に思い出したことを話すと「うーん。そのオフ会の時に何かあったのかもしれないね。これについて調べてみようか」と言う。2人で調べることになるだろう。

▼<図書館>or<コンピューター>に成功

【!】開示情報(「壁サークルを目指す会!」に関連した情報)

・主催者 igoについて:同人歴20年。鳴かず飛ばずの同人作家で、最高の頒布数は50冊。

 様々なジャンルに手を出しているがどれも長続きしない。

・オフ会の参加者のSNSでの呟き:寝不足、書いたはずの原稿が消える、新刊を落とす等オフ会参加後に悪いことが起きている。

 igoから皆、ペンタブ、キーボード、マウス等様々な物を借りている。

オフ会について調べ終えると、楓は、

「これは怪しいね。ただ、何が悪さをしてるかまでは分からないな…。こういう時は…、そうだ。

 あそこに行くかな。付いてきてくれ」と言い外に出る。

6.喫茶ナイトメア

楓に付いていくと、喫茶ナイトメアと書かれた看板がかけられた、年季の入った喫茶店に到着する。

「着いたよ。ここは、私のオカルト仲間がやっている店でね。

 ここの店長はこういうことに詳しいんだ」そう言うと中へと入っていく。

中には老年の男性が一人おり、楓はその男性に向かって

「店長久しぶり。ちょっと連れのことで相談があってね。あぁ、注文はコーヒーを2つ。

 連れにはとびっきり苦いのを頼むよ」と言い席につき探索者もその隣に座るよう促す。

探索者が座ると、店長と言われた男は探索者に対し

「はじめまして。ここの店長をしている、九条と申します。

楓ちゃんとは趣味の方で付き合いが長くてね。それで今日はどうしたんだい?」と聞いてくる。

 

探索者が、経緯を説明すると九条は頷き、

「なるほどなぁ。確かあの本のあのあたりに…。すまないねぇ。少しここを外すよ」と言い

バックヤードへと下がり、しばらくして1冊の本と小瓶を持って戻ってくる。

 

その本は、様々なオカルトチックな伝承について書かれた本で、

九条はその本のあるページを開いて見せてくる。そこには次の様なことが書かれている。

6.喫茶ナイトメア

【!】開示情報(祟り目様とは)

・祟り目様は悪意を持っている者を見つけるとその者に取り憑いてしまう。

・祟り目様に取り憑かれた者は、その悪意を広め、呪われた者を増やそうとする。

・取り憑かれた者は、「お貸しします」と言いながら、触ることでその者を呪いにかける。

・呪われた者は、取り憑かれた者に「お返しします」と言いながら、触ることで呪いを解くことができる。

・祟り目様を完全に祓うためには、清めた塩を取り憑かれた者の口の中に入れる必要がある。

そして、小瓶の方に目をやると九条は

「これには清めた塩が入っています。必要なのでしょう。持っていきなさい」と言う。

 

そして、九条と話を終えると、

楓はスマホでSNSを開きながら「お、丁度朗報だよ。見てごらんよ」と言う。

見ると、igoのアカウントで

「本日18時からの「壁サークルを目指す会!」の参加者が2人抜けました。

 

急遽、後2人メンバー募集中!今から1時間以内にDM下さい」というつぶやきがある。

「これは行くしかないね。君の名前で申し込んでおいてくれ!」と言われ、

探索者はオフ会に申し込むことになるだろう。

DMにはすぐに返信があり、開催場所となる、とあるマンションの一室に来るよう指示がある。

探索者はオフ会へと向かうことになるだろう。

7.オフ会へ

ここから先、探索者のタイミングでigoに対して、呪術を解こうと試みるだろう。

以下の流れは探索者が様子見をしている場合の流れだ。途中で「8.豹変」に遷移しても構わない。

探索者がオフ会の開催場所へと向かい部屋のインターホンを鳴らすと、

中からは以前あったことのあるigoが出迎えてくる。

「今日はありがとうございます。この前も来てくださった…。〇〇さんでしたよね。1週間ぶりです!

 他の参加者の方も先程来てくれて、これでみんな揃いました。中へどうぞ」と中に招かれる。

 

中には20歳位の若い女性と、20代後半と思われる男性が座っていた。

igoが中に入ると20代後半の男性はigoに近づき、

「この前はペンタブ貸して下さって本当にありがとうございました。お返ししますね」と

渡そうとしている。

それに対しigoは

「お役に立ててよかったです。それで実はそのペンタブなのですが、

 間違えて同じものを買ってしまいまして…。

 ですので、これも何かの縁と言うことで差し上げますよ。

 それに丁度皆さん揃いましたし、挨拶をしましょうか」と言い、自己紹介を促す。

 

自己紹介や会話の中で、

若い女性の方はカンナというペンネームで活動し始めたばかりの同人作家であることがわかる。

男性の方はハルタというペンネームで活動する同人歴5年目の作家で、

igoとは2週間前に知り合ったこと、最近寝不足で体調が悪いこと、

PCの不調なのか最近書いたデータが消えてしまって困っていることを聞き出すことができる。

しばらくオフ会が続けられると、普段使う道具の話になりigoがイラストソフトの話を始める。

その話にカンナは興味津々に食いつき、

igoが使わなくなった物を貸すということを伝えると嬉しそうに借りようとする。

この辺りで探索者は、本来の目的を果たすため行動を始める必要があるだろう。

8.豹変

7.オフ会へ

探索者が、カンナが物を借りようとするのを邪魔する、

ハルタに物を返させようとする、探索者が「お返しします」と言いながらigoに触る等、

igoに不都合なことをした時点で下記の描写を行う。

8.豹変

貴方が、igoの行動を邪魔しようとすると、igoは突然奇声を発し、頭を押さえながら、

「お前。俺の邪魔した、許さない。俺より才能ある奴許さない。俺より伸びしろある奴許さない」と片言で喋ったかと思うと、

次の瞬間彼の姿は、頭のない、手の平に口がついた化物へと変わってしまった。 SANc 1/1d6 

 

化物は探索者たちへと襲い掛かってくる。戦闘開始。

​▼戦闘ルール

・カンナが物を借りてしまった場合、ハルタが物を返していない場合、それぞれ対象のNPCは祟り目様の呪いで行動を操られ襲い掛かってくる。

・戦闘終了条件:祟り目様の手の平に付いた口に清めた塩を入れる。

▼敵、味方ステータス

・祟り目様

STR:15 CON:20 POW:20 DEX:14 SIZ:15 INT:15 DB:該当せず HP:17 MP:20

噛みつき 30% ダメージ1d3

・黄泉坂 楓

STR:10 CON:11 POW:18 DEX:13 APP:15 SIZ:12 INT:16 EDU:19 DB:±0 HP:12 MP:18 SAN:90

・ハルタ

STR:11 CON:9 POW:7 DEX:9 APP:10 SIZ:13 INT:12 EDU:13 DB:±0 HP:11 MP:7 SAN:35

・カンナ

STR:8 CON:10 POW:12 DEX:11 APP:13 SIZ:10 INT:10 EDU:12 DB:±0 HP:10 MP:12 SAN:60

貴方が、祟り目様の口に塩を入れると、白い煙が昇り始め、そして苦しむ声と共に煙は跡形もなく消えてしまった。

後には、igoの姿が残されていた。

igoは倒れているが貴方が起こすと目を覚ます。

探索者は、igoに話を聞くかもしれない。しかし、彼はここ1年の出来事を全く覚えていない様だ。

祟り目様に1年間完全に取り憑かれてたからだろう。

探索者が、ことの経緯を話すと彼は申し訳なさそうに謝ってくる。

 

ここ何日か探索者を悩ませていた元凶は完全に取り払うことができたそう実感し

探索者は家へと帰ることになるだろう。

 

しかし、探索者の戦いはまだ終わらない。

これから、原稿を一から書き直すという同人作家としての戦いが待っているからだ。

9.本当の闘い

冬コミまではほとんど時間はない。

数々の作品を仕上げ培った筆の速さと作品の質、

数々の眠れぬ夜を超え培った体力を生かして残された時間死ぬ気で作品を仕上げなければならない!

9.本当の闘い

▼同人誌作成ロール

・DEX*5、CON*5のロールを一度ずつ行う。

・同人誌作成に使えそうな技能に成功するたびにそれぞれの成功値が10%ずつ上がる。

 (最大3回までロールを行うことができる。最大30%ということ。)

10.死線を越えた先に

■ここから先の描写はエンディングである。

 同人誌作成ロールの成否によってエンディングが変化する。

【エンディングA】DEX*5、CON*5共に成功

貴方は成し遂げた。あの僅かな時間で、過去最高の作品を仕上げることができたのだ。

待ちに待った冬コミの日。貴方のサークルの列には行列ができている。

同人作家として最高の喜びを噛み締め、貴方はこれからも同人ライフを励むだろう。

【エンディングB】DEX*5失敗、CON*5成功

さすがに時間が足りな過ぎた。作品の質はかなり落ちてしまったが、どうにかコピー本を作成することができた。

冬コミの日、貴方のサークルの頒布数はそこそこといったところだ。

次こそは最高の作品を、そう心に決め貴方はこれからも同人ライフを励むだろう。

【エンディングC】DEX*5成功、CON*5失敗

貴方は成し遂げた。あの僅かな時間で、過去最高の作品を仕上げることができたのだ。

しかし、体は限界だった。

あろうことか貴方は冬コミ当日インフルエンザに罹ってしまい、楓に売り子を頼むことになる。

後日楓の話を聞く限り、過去最高の頒布となったが、コミケのもう一つの楽しみを味わうことはできなかった。

悔しい次こそは、どちらも楽しんでやる、そう心に決め貴方はこれからも同人ライフを励むだろう。

【エンディングD】DEX*5、CON*5共に失敗

さすがに時間が足りな過ぎた。原稿は間に合わず新刊を落としてしまう。

そして無理が祟ったのか冬コミ当日インフルエンザに罹ってしまい、寝込むことになる。

悔しい、次こそはコミケを楽しんでやる、そう心に決め貴方はこれからも同人ライフを励むだろう。

11.クリア報酬

【エンディングA】

SAN回復

生還報酬 +1d6+1

同人誌制作に役立った技能を+1d10成長

 

【エンディングB】

SAN回復

生還報酬 +1d3

 

【エンディングC】

SAN回復

生還報酬 +1d3

【エンディングD】

SAN回復

生還報酬 +1

10.死線を越えた先に
11.クリア報酬
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